デブよりもガリのほうが生きづらく悲惨である
私はどちらかと言えば、というより「極端に」痩せている側の人間だ。最近思うのはデブよりガリのほうが生きづらいのではないかということ。
最初に言っておきますが「デブ」とか「ガリ」という表現の仕方について特に侮蔑する意図はありません。
今まで生きてきてなんとなく、デブは大変だな、とかかわいそうだなと思っていたし、そういう場面を見てきた。小学生の頃からイジられ始め、だんだんデブキャラが定着していく。どこ行ってもデブ。とにかくデブ、デブと言われやすい。嫌な思いもたくさんするだろう。服を買いに行ったら似合うサイズがないとか。正月太りでデブ。夏までにダイエットしなきゃとか。少し油断して食べ過ぎるとすぐデブ。何かとデブ。
原因はなんだろう。色々考えられるけど、先天的なものと後天的なものの2つに分けられると思う(病気等を除いて)。体質によるものと、自堕落な生活をしているなど。もしくはその両方。
ガリからしてみると、ほとんどの場合それは自己責任に感じてしまう。その生活パターンを見るに(見なくとも)デブはなるからにしてなってるのでは?と思えてしまう。
だって、デブには救いの手が多くあるじゃないか。
ネット広告、ブログ、CM、TV通販、雑誌、スーパーに陳列している商品などどこを見ても「デブのために開発されたデブのための製品やサービス」ってたくさんあるじゃん。例えばライザップもそうだし、だいぶ前にビリーザブートキャンプも流行った。脂肪の吸収を抑える〇〇飲料とか、カロリー◯%OFF商品!とか。ブログにTVに雑誌にダイエット情報なんかも山ほど見つかる。
ガリについて考えてみる。実はデブと変わらない悩みを持っている。小学生の頃のあだ名は「もやし」。ガリは活動してもしなくても痩せていくし、少し食事を抜くと体重がごそっと減る。服も似合うサイズがないし、ストレス抱えると痩せる。一日遊ぶと痩せる。たくさん食べても身に付かないし、次の日は朝飯いらない。とにかくガリ。タピオカ、ポテチ、炭酸ジュースにアイスも全く太る気がしない。
で、ガリにはデブと同じような救いの手はあるのか?
無い。
まず「ダイエット」の反対の意味になる言葉がない。「デブエット」とかいう言葉があるみたいだけど、ダイエットありきの言葉だし、絶対流行らない。ライザップのAFTERからBEFOREにしたようなCMがあるか?無い。脂肪の吸収を促進する飲料もないし、従来比カロリー300%商品!みたいな商品もまず無い。体重を増やしたい方のためのプロテインというのがあるみたいだけど、かなり限定的。ダイエット食品のラインナップに比べたら規模は雲泥の差。
このように、ガリとデブは方向性は違えど同じ悩みを抱えているのにも関わらず、デブだけ救済措置がたくさん用意されていて、かなり優遇されていた。
このデブ優遇の現状、デブガリ格差を埋めるべく政府は新しい法律を制定し、格差是正に向けて動き出す必要があると私は考えます。BMI数値を元に計算し、一定のデブに対し、食品の購入時にデブ度に応じた「加重税率」を適応し支払っていただきたく思います。
冗談です。
追記:なかやまきんに君が太りたい方のために動画を出していました。
2020/2/28の動画↓
おわり
omoitattarakijitu.hatenablog.com
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