リュックを前で抱える人が増加。これって満員電車のマナーなの???
混雑している電車ではリュックは前へ!?
ここ数年でよく見かけるようになった「お腹側にリュック」。満員電車で少しでもスペースを確保するためにやるらしいのだが、これって本当に意味あるの…?
リュックが邪魔なのはわかる。邪魔なときはある。でも前に持ってきたところで体積は変わらない。少し考えればわかるのに、それでもやってる人が「結構いる」事に驚いた。
前派の人たちは「他の人の邪魔になるから前に抱えよう」と思っているのか、「前に抱えないなんてマナーがない人」と思われそうだからやっている人のどちらかだと思う。
私は前に抱えない人なので、なんとなく同調圧力や冷たい視線を感じてとても居心地が悪い。日本人なので、どうしてもそういう「空気」は感じ取ってしまう。
そもそもマナーとは、周りが不快にならないようにだとか、周りのことを思いやったりする時に自発的にするものであって、強制とか啓発していくものではないと思うけどな。
(この話に限らず)言われたことに疑問を持たずに実行するのも驚くが、人に強制してくるマナーほど気分の悪いものはない。
そもそも日本人は小学生の頃から「言われたことをやる」という行動特性が染み付いているのかもしれない。だいたい「先生の言うことは絶対」で 「みんな同じ」で「前にならえ」が普通だった。できない奴は帰りの学級会で吊るし上げられる始末だ。
当時はどんなに寒くても「体育の授業だから」という理由で半袖半ズボンの体操服でなくてはならなかった。寒ければ着ればいいし、暑ければ脱げばいいだけのことなのに。思考が完全に停止している。
「優先席」が存在するのもそういう国民性だからなのかもしれない。「お年寄りには席を譲りましょう」みたいな啓発がよくされているけど、各々が「この人立ってて辛そうだな」と感じればどの席であっても譲ればいいし、自分が立ってて辛いなら「足が悪くて立っていられないので申し訳ないけど譲ってもらえませんか」とか言えばいいと思う。
なんでもルールやマナーと言うから、満員電車なのに優先席がガラ空きという場面に出くわしてしまう。日本の生産性が低い理由ってそういうところかもしれないな。
東京はパーソナルスペースが狭すぎる
電車関係のルールは特に多い。みんなが当たり前に守ってるからうまく運営できているのは承知の上だが、縛りが多過ぎる。
ここに3列になってお並びくださいだの、ながらスマホ禁止だの、通話は控えろだの、女性専用車両だの優先席だの、エスカレーター右側開けろ派と歩くな派、そして終いにはリュックの持ち方まで変えていこうという酷さ。
物質的な豊かさはもうある程度手に入ったのだから、これからは先進国らしく、精神的な豊かさの向上を目指していきたい。
精神的豊かさのためにルールやマナーがあるとも考えられるけど、縛りすぎて逆効果が出てきているのではと感じている。
おわり
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