どちらを取るか?電気自動車は非常用電源になるけど冠水には弱い
停電時には大活躍の電気自動車
日産公式HPにはこう記載があります。
「LEAF to Homeとは、日産リーフに蓄えた電力を家庭に供給することができるようにする技術です。電力供給能力に余裕のある夜間に日産リーフに充電し、その電力を昼間に家庭用電源として活用することで、電力消費のピークを緩和するピークシフトに貢献します。また、非常時にはバックアップ電源として活用することもできます。」
このように非常用電源として使うことができるので、急な停電時に心強い車です。実際に台風15号の時、日産リーフを電源車として派遣した実績があるようです。
一方、洪水や冠水時には弱い電気自動車
電気自動車やハイブリッド車は電気の配線等が極めて複雑です。
車の床まで浸水した場合、見た目ではきれいになっていても、電源を入れると感電や火災の恐れがあるとのことです。
自分ではエンジンを掛けずに、専門の技術者に確認を取る必要があるようです。
このように電気自動車を買えば安心、とも言いきれないようです。災害に備えて高価な電気自動車を買っても、災害の種類によっては、かえって被害額が膨らんでしまうということも有り得る話です。
このように「備えるリスク」があることも考えなければいけませんね。
物の備えと、心の備え
被災した人の中には「運が悪かった」人もいれば「備えが足りなかった」人も多いかと思います。特に後者は防げるのに防がなかった故に被害に遭うパターンが多いかと思います。
例えば、冠水したアンダーパスに突っ込み、身動きが取れなくなる車。車は30〜50cmの浸水でエンジンが停止し、50cm以上で車が浮き、閉じ込められる可能性があるとのことです。このケースは完全に心の備え(ソフト面での防災意識)が足りず、被害を防げたのにも関わらず、自らリスクに晒してしまっています。台風の中サーフィンに行く連中と変わりません。
台風の中ホームセンターやスーパーに買い出しに行くケース。大渋滞になりそのまま身動きが取れなくなる。不要な外出は避けるようにと言われているのにもかかわらず、外出してしまったが故、危険にさらされています。
これも物の備えが足りないだけでなく、心の備えもなかった故に、自ら被災リスクを高めてしまっています。渋滞が予測できればもっと事前に買いに行くことができるし、最後の手段として機動力の高いバイクで行っても良いです。結局何も買えなかったら、目も当てられません。
まずは自分から「減災」を考えていこうと思います。
おわり
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